2025年10月23日木曜日

2025ドラフト採点 ロッテ

 一応、ドラフト前に予想もしてたんでそちらもよろしければどうぞ。

ロッテ25年ドラフトforecast


指名結果

1位 石垣

2位 毛利

3位 奥村

4位 櫻井ユ

5位 冨士

6位 岡村

7位 田中大

育成

1位 中山

2位 髙橋快

3位 杉山


採点 90点



即戦力投手を先発2名、中継ぎ1名確保出来た事は大きい。冨士は中かも知れないが、であれば中森・廣池・高野から誰かを前に回せるようになるだろう。

とは言え二次でもう少し切られるとするなら3位で大社をもう一人行っておいた方が良かった気もするが、、、。

もう一人切ったら350、二人なら400イニング消えます。

※ 追記(11/1) 毛利 冨士 田中大 髙橋快で(冨士が中継ぎでも)300くらい喰えそうだし、去年、一昨年の高卒組のイニング増で全然収支+で回せそうだな。とはいえじゃあ冨士3位で5位でショート行けやと思うので全体の評価は変わらず。以上追記終わり。

ただ、高校No.1級の右・左腕の指名にはどうしたって(もちろん中山含め)期待してしまう。

髙橋快には二木に代わって浦和のローテを埋めての早期支配下を期待。


個人的に富山には投資する価値を感じているので、ならその枠を新井や今岡にして金田退団で松石しかいなくなった浦和の二遊間補強をしてほしかった。

※追記(12/13)11/28 育成再契約。ただ、育成は育成で出場機会の問題が出てくるし、松石全ツッパな次期ショートの追加はしてほしかった。以上追記終わり。

一年間で一軍で使われる捕手の数なんて全球団基本3~5人でメインで出場するのは2~3人なんだから今の段階でも支配下捕手一人戦力外→育成で一人確保の支配下5人+育成2人の計7人で十分でしょと思っているので、6位 高校生ショート、育成 捕手(高大独問わず)で良かったじゃんとどうしても感じてしまう。

そうはいっても指名されたからには来て欲しいし、来年の今頃には来てくれて良かったと思わせて欲しい。


やはり浦和の二遊間が気になる。Pでは外野もやってたけど勝又はどうすんの? 後述するけど浦和は外野も枯渇してるし。やっぱ高卒ショート欲しかった。

あと新保・常谷・高橋空・凛みたいな準でも良いから浦和要員も兼ねた即戦力ショートも欲しかったよね。勝連とか連れてきたら参りましただけど。

※追記(11/23)とか言ってたら山崎剛獲得ですわ。怪我が癒えればかなりいい補強になるのでは。とはいえデプス的にはもうちょい下が良かったし早めの支配下が叶わなかったら他の育成選手の機会を喰ってしまうので、評価は開幕~GWくらいまで様子見。以上追記終わり。

櫻井指名は嬉しい。谷村と浦和の一・三塁を回すのかな? 
上田・中村に藤岡も? となるとサードの即戦力指名に二の足を踏むのもわかる。

結果、競合2球団で石垣を引けて2位で毛利を指名出来たわけだし、この選択は間違っていないでしょう。


山本・西川の出荷により手隙になった浦和の外野(それもセンターで左打ち)を確保出来た。

高部は怪我が多く、藤原はセンターの守備指標が悪い中で、和田もそろそろ身体能力のピークでこれからは衰えていくことを考えると、若く、センターを守れ、4年間で100安打を記録した打撃面にも期待を持てる杉山を指名出来たことはかなりデカい。

両翼は一応アセベド+髙野・藤田が居るから今年枠を使う余裕はなかったかな。
皆川がいれば両睨み出来て良かったかもだけど。

しかし、松石と杉山がレギュラーとなると他の育成野手、勝又・髙野・藤田・富山・谷村にきちんと出場機会を与えられるのか? という疑問が。

投手も考えるとこの五人に与えられる機会はせいぜい年間で各々30~40試合、90~130打席ずつくらいか? 
足りないだろ。

※12/13追記 金田育成に伴って計算しなおし。杉山のレギュラーも一旦なしで考えると、

育成野手の出場枠が3だとして、1は松石が持っていくと残りの枠は2。打席数だと2×120(試合)×4(1試合の打数)=960÷7(勝又・髙野・藤田・富山・谷村・金田・杉山)で一人頭約137打席。松石支配下で野手枠を3で考えれば3×120×4÷7で一人頭約205打席、野手枠2.5でも一人頭約171打席立たせられる計算になる。山崎も多少喰うだろうことを考えるとやはり松石は支配下に上げたほうが良いと思う。以上追記終わり。

とりあえず松石は支配下に上げないといかんのでは? 
まぁ今支配下に上げるともしFA取った時に対象になっちゃうから上げるとしてもFA市場終わってからになるだろうけど。


最初に90点て言ってる割に悪い事書きすぎてね? と思う諸氏も居るかも知れないが、デプスは埋めて欲しいが、デプス埋めの為の指名は嫌いなので、めちゃめちゃよくやったとは思っているけれど、それはそれとしてデプスは埋めて欲しかった矛盾した気持ちの表れです。

3位は大社じゃね? と二遊間が減点ポイントだな。
あと育成の出場機会どう創出すんねんもある。

なので減点だけだと80点とかだけど加点もあって90点に落ち着かせた格好。

2025年9月22日月曜日

サヨナラ継投あるいはスタメンは実在するのか(2024シーズン)

 9月20日以降の二軍戦の出場記録

見落としとかは知らん。

お前が調べてツッコんで来い。

情報足りないと思ったらお前がやれ。



チームのホーム試合最終日とホーム最終出場日、それに最終出場日を記載。

育成選手、自由契約→同一チームと育成再契約した選手は除外。

xは確認できずの意。

まずセ。



でパ。






感想としては、ホーム最終カードはかなり確度高いっぽい。出場選手たくさんいるから外からは絞りづらいけど。

あとホーム最終戦終わった後でもそこそこ出場してる。

その選手の為でもあるだろうし、フェニックスリーグに向けて残る選手のケガリスク低下の為でもあるだろうね。

以上。

2025年8月17日日曜日

2024ドラフト採点 ロッテ

 

指名結果

1位 西川

2位 宮崎

3位 一條

4位 坂井

5位 廣池

6位 立松

育成

1位 谷村

2位 茨木

3位 長島


採点 70点


即戦力先発の指名が無かったが、2位が回ってきた段階で残っていたのは篠木・吉鶴・増居くらいで、であれば二遊間を厚くするほうへ向かったことは理解できる。とはいえ3位で吉鶴・増居にいけなかったのか? と疑問はある。

確かに一條の素材は間違いないが優先すべきは素材型中継ぎよりは先発だったのではないか。


柿沼は物足りなく、田村のコンディションにも不安がある中で打力のある第三捕手候補としての立松はいいチョイスだろう。寺地・富山(と松川)が居るので高卒指名はなしでいい。


若手二遊間が重なっているので高卒が無かったのはOK。一軍の薄さを鑑みるに上位でそこにいくのも賛成。庄司・浦田・山縣らは居たが小川・友杉と同型であって、そこに行くよりは宮崎というのはなかなかの妙手なのでは? 打撃型で言えば佐々木大輔も居たが1年目から一軍にインパクトを与えうる可能性が高いのは? となったときに宮崎だったのだろう。

即戦力サードの確保に向かってもよかったが安田・上田が居るところに例えば柳館を加えることに意味を見出せなかったのだろうし、それは理解できる。高卒の内野コーナーを育成で指名することに対して個人的にあまり賛成できないんだよなぁ。


西川指名は去年の度会と同様、外野手というよりは"No.1打者"という評価なのだろう。
大・独から走・守型の指名はあってもよかったが、するなら育成だろうし、今年の候補に居ないと判断したのならそれでいい。個人的にも指名しておいたらよかったのにって名前出てこないし。

高卒外野手はそれこそ藤原級か、打つだけならドラ1級以外は指名すべきじゃないという考えなのでこれでいい。

2025年8月12日火曜日

ロッテ25年ドラフトforecast

投手(先発)


来年のローテを考えると、小島・種市・田中晴が表の3枚。そこに石川柊・西野・中森・木村が裏~谷間。これで7人。外国人が1~2人で8~9人。そこに廣池・河村・吉川・菊地で12~13人。

※追記(11/24)ここで菊地はちょっと早まった感あったね。

となると、来年のことだけを考えるなら、石川柊・西野・中森・木村+外国人に比肩する即戦力先発でなければ意味は薄く、今年の候補で言えば中西くらいになるか。

今年のロッテの2位指名順は全体の14もしくは16番目。中西以降の即戦力先発投手プール(増居・竹丸・櫻井・渡邉・山城・斉藤・毛利・島田・高木)を考えると外れと14 or 16番目のクオリティにそう差がないので、中西を外してしまったら即戦力投手の指名は2位まで待って外れ1位は別カテゴリに移るのも手。

とはいえ、中西に行くということは立石はあきらめるという意味でもあり、松下・櫻井・石垣・森が残っていなければ外れプールに行って、2位でサード(高橋・小田・谷端)かショート(松川・大塚)に向かっても良い。


松下・櫻井・石垣・森に行ったとして、上記外れプールで9人+1位候補の中西・堀越・立石・松下・櫻井・石垣・森・大塚で17人なので、14番目なら確実に、16でも外れプールから指名できる可能性は高い。


小島のFAがあるのは26オフなので27年シーズンのローテを勘案するなら上記から小島・種市が抜ける可能性と石川柊・西野の中10日化。
そうなると高齢化を含んだ、質・量の問題が心配になるので上位での即戦力先発の指名自体には賛成の立場。

中位以下でも追加で指名してもいいくらい。(谷脇・冨士・伊藤・高須・大川・三奈木・藤原・寺嶋・冨重・篠崎)

投手(中・抑)


中堅・ベテランが不甲斐なかったがどれだけ整理するのか。中森・廣池・高野あたりを前に持っていくための人材の確保には数年かかったとしても努めたい。

が、そのために上位を割くのは本末転倒だろう。大社から中位以下で、できれば複数という形になるか。(後藤・池村・工藤・岩城・大矢・尾崎)

とはいえ堀越なら上位もアリ。

捕手


寺地の台頭で必要はなくなった。が、田村の加齢、柿沼・植田の現状を鑑みるに、大社独から下位~育成で数年後の第三捕手候補をいまから用意しておくのも手。

まぁ、松川もいるにはいるがケガがちなのが...。

内野(コーナー)


安田がレギュラーではあるが物足りない。上田も守備に目を瞑れるだけの打撃を見せてもらえない現状。

立石は欲しいが...。高橋・小田・谷端を2位? 
中村・藤岡や外国人に頼る間に櫻井? 

どちらでも良いが上位は割きたい。

内野(二遊間)


友杉・小川の守備優位二遊間に打撃型の宮崎は、指名当初は驚かされたが実際のところいいチョイスだったのではないか。

できればもう一人ほしいが茶谷・石垣で我慢できるっちゃ我慢できる。が、彼らはもう上限が見えている感。
松石を支配下にしたとしても打撃の期待値は低いし。
繁永・勝田・松川が3~4位あたりで残っていればあるいは。

もしくは社会人・独立(石井・成瀬・松浦・池田・日下部)から下位で拾うか? 

二軍は松石の育成期間もそろそろ終わりでセカンドは金田がスペとなると次の弾を仕込みたいところ。
松石のタイプを鑑みれば打撃型だが残っている選手次第だろう。とはいえ上位指名は難しいのではないか。新井・横田・西川・今岡あたりが4位以下なら。

外野


西川・山本という守備もそこそこやれる若手が出てきてくれたので一軍事情は良くなった。が、彼らが卒業した二軍がかなり悲惨な状態。
一年目から二軍で中・右のレギュラーを張れるような選手。デプス的には大・高卒社・独。これも4位以下で。できれば左。候補は皆川・杉山・野間・阪上・福本・田中多、他多数。

秋山・平川なら3位でも。

結論


入札は中西か立石のどちらかだろう。石垣・森・櫻井入札もいいが、そうすると3位の遠さから即戦力投手を2位でいかざるを得ず、打で+を出せる即戦力野手の確保がかなり難しくなってくる。

3、4位の折り返しの近さで

3位 岩城
4位 冨重

のような指名ができると踏んで石垣・森・櫻井入札からの2位でサード(高橋・小田・谷端)やショート(大塚・松川)ができればそれはそれで良いが、慎重に行くなら

1位 中西 or 立石

外れ 同カテゴリ(中西なら外れプールから、立石なら松下・高橋・小田・谷端)

2位 1位が即戦力投手なら高橋・小田・谷端。即戦力サードなら外れプール+堀越。

3位 高卒投手(中山・佐藤・江藤・早瀬) or 即戦力投手(外れプール+谷脇・富士・伊藤・高須・大川・三奈木・藤原・寺嶋・冨重・篠崎)

4位 同上 + 即戦力中継ぎ(後藤・池村・工藤・岩城・大矢・尾崎) or 高卒内野手(新井・横田・西川・今岡) or 即戦力二遊間(繁永・勝田・石井・成瀬・松浦・池田・日下部) or 外野手(皆川・杉山・野間・阪上・福本・田中多)

5位 同上

といった感じか。



石垣・森・櫻井入札ならば、

1位 石垣 or 森 or 櫻井

2位 即戦力内野手(高橋・小田・谷端・大塚・松川)

3位 即戦力投手

4位 即戦力中継ぎ or 高卒投手 or 高卒内野手 or 外野手

5位 同上

かな。


とりあえず

即戦力先発1~2名(上位で1+中位で0~1)
即戦力中継ぎ1~2名(中位以下で1~2)
捕手0~1名(育成0~1)
内野(二遊間)1~2名(大社1+高卒0~1)
内野(コーナー)1~2名(大社1+高卒0~1)
外野1名(中位以降高大社問わず1)

とか? 

6位までだとして大社先発上位で1名中位以下で1名、即戦力中継ぎ中位以下で2名、捕手育成で1名、内野(二遊間)大独から育成1名、内野(コーナー)上位で大社1名、外野育成で1名。

かな。

支配下のあと一枠は高卒投手を3~5位で拾えればって感じか。

個人的な理想は、

立石 ver.なら

1位 立石
外れ 松下・高橋・小田・谷端
2位 島田
3位 中山
4位 池村
5位 斎藤佳
6位 三奈木

中西 ver.なら

1位 中西
外れ 櫻井 毛利 山城 増居 高木
2位 高橋・小田・谷端
以下同文

石垣・森 ver.なら 

1位 石垣・森
2位 高橋・小田・谷端
3位 谷脇・藤原・冨重
以下同文

櫻井 ver.なら

1位 櫻井
2位 島田
3位 中山
4位 池村
5位 斎藤佳
6位 繁永・勝田・池田

かな。実際のところは野手を+1したいけど...。

2025年7月21日月曜日

いわゆる二遊間ガチャへの反論

二遊間事情を語るにあたり、2017年から一年ごとに話を進めていきたい。

2017年


前年までショートのレギュラーだった鈴木大地がセカンドへコンバートされ空白となったショートを三木・平沢・大嶺の3名が争ったが、それぞれの成績は

三木  .242/.277/.314 OPS .591
平沢  .176/.222/.235 OPS .457
大嶺  .206/.255/.336 OPS .591

と惨憺たるありさま。

そのため、その年のドラフトにおいて折り返し13番目の指名順で藤岡を指名。

2018年


2017年にショートのレギュラー候補だった3名は、大嶺が金銭問題でシーズン中に退団。平沢は外野手として一軍で87試合に出場と前年ショートのレギュラーを争った3名中、18年もショートにとどまったのが三木のみとなってしまい新人の藤岡がショートとして全試合出場を果たしてしまう層の薄さだった。

この年のドラフトでは松田進を7位で指名。戦力外から茶谷を獲得(育成)。
また、18年シーズン当初より中村奨吾のセカンド固定に伴い、鈴木大地はサードへコンバートされている。

2019年


藤岡はコンディション不良で81試合の出場にとどまる。代わりのスタメンを務めた平沢・三木は

平沢.198.291.286 OPS .577
三木.214.270.286 OPS .556

と控えとしても物足りない成績に終わった。

この年のドラフトでは福田光輝を5位で指名。戦力外から西巻を獲得。茶谷が支配下に昇格。
鈴木大地がFAで退団。


17年から19年シーズン終了時までの概観


17年

まず、鈴木大地に関しては、もともと伊東勤監督は彼のショート守備に不満を持っており、15年限りで退団したクルーズの後が決まらないセカンドへコンバートされたという経緯。

高卒ドライチの平沢を使いたかったというのもあったとは思うが。

結果としてあとに入った3名がことごとくコケてしまった為、藤岡を獲得。


18年

中村のセカンド固定は、中村はセカンド、鈴木はサードが大学時代のメインポジションだったので決して理解できないものではなかったが、鈴木がサードへいった事により二遊間の層の問題は改善せず。

松田に関しては大学時代はショートだったが社会人では競争相手が木浪だったこともありサードへ押し出されていたため、プロでのショート適正は不安視されていた。


19年

二遊間には中村・藤岡しか居ない状況で控えの薄さはかねてから指摘され続けていた。この年も藤岡が欠場すると代わりに出て来るのは平沢・三木であり、前年指名した松田は二軍ではセカンドを主に守り337打席 OPS .650と一軍には物足りない成績だった。

5位で指名した福田もショートに残れるかは微妙という評価。


概観から見えることとその理由


藤岡を指名した17年以降の18、19年の球団の動き。つまり、明らかだった控え二遊間の薄さに対する回答がなぜプロでのショート適正が危惧されていた松田・福田の下位指名や茶谷の戦力外からの獲得といった場当たり的なものになってしまっていたのか?  

それは18、19年のドラフト指名を見るとわかる。

18年

1位 藤原恭大
2位 東妻勇輔
3位 小島和哉
4位 山口航輝
5位 中村稔弥
6位 古谷拓郎
7位 松田進
8位 土居豪人


19年

1位 佐々木朗希
2位 佐藤都志也
3位 高部瑛斗
4位 横山陸人
5位 福田光輝


単純に18、19年の指名がうまく行き過ぎた結果なのだ。
18年は6位まで。19年は4位までの使命は完璧といえる。

この指名を見た時に果たして上位で二遊間を指名するべきだったと言えるのか? 

もちろん後知恵でなら「18年の2位で二遊間を」とは言えるが、中継ぎ陣の高齢化も指摘されていた当時、甲斐野と並んで即戦力中継ぎとして評価され、1位もあり得ると言われていた東妻が残っていたならばそこに突っ込むのは当然の判断だった。

19年は言わずもがな。佐々木を外していれば1位は佐藤だったらしいので2位で誰かしら指名していたかもしれないが佐々木を外したほうが良かったとは口が裂けても言えないだろう。

ちなみに18、19年に指名された大社ショートで活躍したと言えるのは18年3位の木浪と19年1位の小深田くらいで、木浪なら2年連続大卒社会人ショートの上位指名。小深田も当時1位指名は驚きをもって迎えられた評価で、実際に実行することは難しかっただろう。


18年 上川畑 米満
19年 檜村 杉崎 糸野 諸見里 小豆澤

といった指名漏れに関してはその後の進路を見れば7位や5位で拾うことは無理な縛りがかけられていたとみるのが妥当。当時社会人所属の選手たちも同様だろう。


以上を鑑みたときに、松田・福田・茶谷の獲得をガチャと評価するのか、それとも、少なくともベットはし続けたと評価するのか。

というか松田は大嶺の穴埋め指名であろうし、彼を回した"ガチャ"の一つに数えるのは妥当なのか? という問題もある。


2020年以降は、

2020年開幕前


茶谷の支配下昇格。
戦力外から西巻・鳥谷と契約。


2020年オフ

ドラフトで小川龍成を3位で指名。
エチェバリアを獲得。


茶谷を支配下に昇格させ、西巻・鳥谷を獲得。控えの充実を図るも結果は残せずその年の年末にエチェバリアを獲得。ドラフトにおいても2017年の藤岡以来初めて上位で小川を獲得と21年シーズンへ向け久しぶりに弱点の二遊間を埋める動きを見せた。

2021年オフ


2位で池田来翔を指名。2年連続での二遊間上位指名は13年三木、14年中村以来。


中村の後釜候補として池田を獲得。

2022年オフ


2位で友杉篤輝、5位で金田優太を指名。3年連続での二遊間上位指名は(多分)球団初。
西巻・エチェバリアが退団。


小川が控えとしては使える目途が立ち、西巻・エチェバリアが退団した。


2023年オフ


三木引退。


友杉が将来のレギュラー候補として見れるだけの成績を残し、二遊間事情は改善されたかと思いきや24年シーズンより中村がサードへコンバートされた為、差し引きプラスマイナスゼロとなった。


と、以上のようになる。

2020年以降、外国人での補強。さらにドラフトでの即戦力二遊間の上位指名を続け、一軍戦力化には成功している。


前提として


ここにきて前提の話になるが、球団は、ある程度の質をもった二遊間の選手を何人保有しておくべきだろうか? 


捕手であれば第三捕手くらいまではある程度の質を持った捕手を確保しておきたいだろう。

一人しか試合に出れない捕手で三人ほしいのであれば、二人試合に出る二遊間は? 

現状、ロッテはほぼ藤岡・小川・友杉で二遊間を回している訳だが、茶谷の不振の影響もあり藤岡が怪我で離脱している間はほぼ小川・友杉が出ずっぱりにならざるを得ず、疲労が見えてきても使い続けた結果として特に友杉は成績を落とした。

藤岡が怪我がちであることを鑑みればロッテに関しては最低あと1人は質を伴った二遊間を保有しておいた方がいいし、できればプラスもう1人。計5人は居てほしい。と個人的には思う。

さて、4~5人の二遊間を保有するにあたり、2018年の段階で中村・藤岡の2人を確保しているとするならば、必要となるのはあと2~3人となる。

さて、その2~3人を確保するにあたりどのような手段がとりえたのか? 戦力外から拾える可能性はないとした上でドラフト、そしてトレードでの確保の可能性について考えていきたい。

まずドラフトから考えるなら、高卒、あるいは大社なら何位以上での指名が妥当か? そしてトレードであればトレードでの補強は可能だったのか? ということを2020年(小川指名年)の補強期限終了日までに取りえた手段を考えたい。


ドラフト


まずはドラフトから。
二遊間が指名された順に(各順位で左から順位内での指名順)


18年


1位 小園 太田

2位 小幡 増田陸

3位 山野辺 木浪

4位 中神

5位 宜保

6位 渡辺孫 知野

7位 羽月 松田進

8位 吉田大成

19年


1位 小深田

2位 紅林 黒川

3位 上野

4位 韮澤 遠藤 川野

5位 田部 福田光 長岡

6位 武岡


となる。

今の知識ならあるいは19年5位を福田から長岡もしくは武岡にすれば良かったと言えるかもしれない。しかし、ある程度の即戦力性を求めて高卒野手を下位指名するのかと云えば疑問符を付けざるを得ない。

実際、長岡も1年目から1軍デビューは果たしてはいるが1年目は6試合、2年目は5試合と顔見せ程度の出場に収まっておりレギュラーを掴んだのは3年目。武岡も一軍での出場は1年目から5、1、7試合に留まり、本格デビューを果たしたのは4年目と即戦力性は薄かった。


ちなみに宜保を指名したい場合は4位での指名が必要=山口の指名をあきらめるということになる。


指名漏れ大学・社会人は先述の通り、縛り上指名が不可能であったと想像する。


以上のことから、18、19年のドラフトにおいて即戦力二遊間の指名は事実上不可能だったことがわかる。



そして、トレードからの補強ならどうか。


トレード


2018年から2020年シーズンの補強期限終了日までに成立した二遊間が絡んだトレードを挙げる(左側が二遊間)と、


西田⇔山下
美間⇔曽根
谷内+秋吉⇔高梨+太田
三好⇔下水流


となり、茶谷・西巻や17年の三木・大嶺とそう変わらないレベルの選手しか移動していない。


以上を鑑みるに、2018年から2020年の補強期限終了日までにドラフト及びトレードにおいて一軍レベルの二遊間を獲得するのはかなり難しかったことがわかる。


ある程度レンジを長くとっても二遊間がらみで即主力となったトレードは、

三森⇔濱口
阿部⇔涌井
京田⇔砂田
大引+木佐貫+赤田⇔糸井+八木

くらいでいずれも主力同士か放出側のチーム事情が伴ってのものだった。

移籍初年度はパッとしなかったが後に主力となったトレードは、

川島+日高⇔新垣+山中
今浪⇔増渕
渡辺直⇔長田

があるが、いずれも獲得側がドラ1を出しているようにそれなりの対価が必要になる。


以上を踏まえたうえで2018年からロッテがとってきた補強手段を眺めると、私にはそこまで責められる要素は見受けられないように思えるのだが...。

もちろん2017年以前の編成に対して言えることはあるだろうが。