過去10年のロッテのドラフト指名の内、大卒社会人野手の指名は3名だった。
17年の藤岡(二位)と菅野(四位)、そして18年の松田(七位)だ。彼らが指名された年のチーム内でのポジションの状況は、
17年(藤岡)
前年までショートのレギュラーだった鈴木大地がセカンドへコンバートされ、空いたショートを三木、平沢、大嶺が争ったが、それぞれの成績は
三木 .242/.277/.314 OPS .591
平沢 .176/.222/.235 OPS .457
大嶺 .206/.255/.336 OPS .591
というありさまだった。
彼等に次いでショートを守った(27試合)中村奨吾はシーズンで.275/.336/.432 OPS .768と打撃面では素晴らしい成績を残したがショートでの守備率は.936と物足りず、翌年から大学時代のメインポジションであったセカンドへコンバートされている。
17年(菅野)
前年121試合に出場し .275/.323/.315の成績を残していた岡田が大不振で40打席連続無安打に終わり、ある程度以上の成績を残したのは
角中 .269/.375/.397 OPS .772
荻野 .264/.315/.374 OPS .689
加藤 .266/.282/.402 OPS .684
清田 .203/.287/.286 OPS .573
くらいで、彼等に次ぐ外野陣は
伊志嶺 .173/.239/.202 OPS .441
細谷 .190/.229/.320 OPS .549
岡田 .000/.132/.000 OPS .132
と惨憺たるありさま。清田も第4外野手としてはかなり不満が残る成績だった。
途中でサントスを補強し .250/.282/.356 OPS .638とまずまずの成績だったが外国人としては物足りず、17年シーズン限りとなった。
18年(松田)
大嶺が金銭問題でシーズン中に急遽退団。平沢は外野手として一軍で87試合に出場と前年ショートのレギュラーを争った3名中、18年もショートにとどまったのが三木のみとなってしまい新人の藤岡がショートとして全試合出場を果たしてしまう層の薄さだった。
その影響を受け二軍のショート運用も厳しく、外野手登録の三家(63試合)と前年、二軍でさえショートを守っていなかった高濱(56試合)が二軍のショートを分け合った。
以上を踏まえた大卒社会人野手指名の可能性
過去10年、レギュラーが居ない、あるいは控え層が貧弱なポジションにしか大卒社会人野手の指名は無い。
となれば、現在のチーム状況的にそこまで追い込まれているポジションはどこなのだろうか? 一つずつ見ていこう。
捕手
レギュラーは居るが控えを考えると田村は怪我がち、柿沼は田村が5月21日に抹消されてから6月5日に再登録されるまでの間、捕手としての出場は6月2日に1イニング、6月4日に5回終了時点で2-13と大差をつけられ負けている状況での6回からの3イニングのみでそれ以外は佐藤がマスクを被り続けたことから柿沼は首脳陣から見限られている可能性が高い。
松川は二軍でもまだ結果を残せておらず、寺地を来年から一軍の捕手戦力と見做すのはいくら何でも気が早すぎる。
となると控え層は貧弱と言っても良いだろう。
内野(コーナー)
ソト・中村とレギュラーは居るが、サードは現状のチームの総合打力を考えるといまいち物足りないか。
とはいえ安田・上田のドライチコンビがいる訳で、個人的には更に重ねても良いとは思うが今年のドラフトで重ねるべきかは慎重な検討を要するだろう。
一塁には山口が居り、安田・上田も入ることが可能。ここも今年のドラフトでどうするかは難しい。が、内野(コーナー)が薄くないとは決して言えない。
内野(二遊間)
藤岡・友杉の二遊間に小川が控えていて申し分ない様に思えるが、藤岡の怪我の多さ、茶谷の今年の不甲斐なさを考えると控え層は厚くしたいか。
特に、二軍において一軍に推薦できるショートが居ない状況は改善すべきだろう。
大卒ショートの指名可能性の方が高いとは思うが。
外野
現状、有望な若手が山本(とマーティン、藤田)しか居ないが、岡・高部・藤原に角中・荻野・山口・愛斗・和田と控えも居るので、ここは大卒社会人の指名の可能性は低い。
結論
現在のチーム状況をさらってみて、指名の可能性が高いのは順番に、内野(二遊間)、捕手、内野(コーナー)だろう。
個人的には四位 石伊、五位 水島で固めて上位でハイシーリングを狙って欲しいんですけどね。
三位 山縣もいいけど五位で水島に行けるんなら三位は違うところ狙っても良いんじゃないかなぁ。
あとは育成で大学生を取ってくれ。高卒も良いけど二軍からの戦力供給が遅れ過ぎてる。
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