2020年5月23日土曜日

ドラフトへ向けた戦力分析と指名考察2020 千葉ロッテマリーンズ

戦力分析

投手



先発


年齢層的には満遍なくおり、若年層にも素材は多い。

即戦力

そこそこの即戦力を確保するメリットは低く、指名するなら少なくとも24人の中に入るクラスだろう。

素材

上・中・下位どこで指名しても良いが、二軍での育成機会確保の事を考えると1~2名までだろう。

中継ぎ

主力級の高齢化が懸念材料だが、先発若年層の充実ぶりからしばらくは外国人投手を中継ぎに割けるであろうと考えると無理に狙わなくても良いか。

即戦力

上位での指名は東妻のような1位級が12人から漏れた場合は考えられるが、それ以外は考えづらい。中~下位での指名はアリだが、支配下枠を圧迫するまで乱獲する必要は無い。



先発


ローテ5~6番手から谷間級はそこそこいるものの、看板を張れる選手となると?

即戦力

指名するなら1位級。是が非でもと言うほどでは無いが課題の一つ。

素材

最も若いのが大卒2年目の小島、中村なのでそろそろ確保しても良いのではないか? とは思うが、高卒素材の確保は右腕に限っていて左腕は大卒以上からという方針の可能性がある。

中継ぎ

主力級が松永しかおらず年齢も高くなってきている。外国人の左腕中継ぎの獲得は難しい為、ここの確保は喫緊の課題。

即戦力

これはという選手が居れば上位でも。中・下位を使っての複数指名もアリだろう。

野手

捕手

田村の次世代の確保が長らくの課題だったが佐藤の指名でひとまずの回答を得る事ができた。しかしデプスを考えると高卒の指名は有り得るだろう。佐藤を獲得した以上、上位での指名は考えづらい。また、細川以外の捕手はまだ全員20代で一軍経験のある捕手も多い事から即戦力の需要はかなり薄く、高卒捕手も一軍レベルになるまで多少時間がかかっても問題ない。

即戦力

第二~第三級の捕手は余っているくらいなので指名の必要は無い。

素材

指名はアリだが下位~育成で。

一・三

井上・レアードに安田が絡んでいくのであろうが、安田がサードを守れないとの判断が下れば指名があるやも。その際には履正社への心遣いとして名義上はショートとなるかもしれない。しかし、将来的な中村のコンバート先と考えると後6年程はレギュラーが埋まっているのかもしれない。

即戦力

レアードがあとどれくらい今の水準を保っていられるか、安田のサード守備、中村のコンバート、これらの兼ね合い次第。個人的に安田は守れてファーストかレフトだろうと考えている。

素材

指名するなら中位以下だろうが、現段階ではその程度の素材を確保するメリットは薄い。

二・遊

現状レギュラーの藤岡・中村が二遊間を守れるのはもってあと5年と考えると次の世代の準備が必要。福田・茶谷・西巻が居るので、層を厚くする為の指名は必要ない。

即戦力

控え層の充実は考えなくて良いので、指名するとすれば1位級。

素材

育成段階を過ぎた選手が殆どなので指名はアリ。上・中・下位のどこで指名するかの判断は人によるだろう。



荻野・福田・岡・加藤と居て高部・和田・藤原が控えているので、現状、世代交代を心配する必要は無い様に思うが、後述するライトの事情によっては即戦力が必要になるやも知れない。上位を使う可能性もあるとは思うがその他の箇所を優先すべき。

即戦力

24~28歳が薄いのでそこに居ればデプス的に嬉しいが、そこはドラフトでどうにかする範囲では無い。
ライトの事情によっては。

素材

藤原の育成期間が終わるまでのあと1~2年は必要ないだろう。



マーティン退団までの間に山口が成長してくれるのかどうか。センターから転用できそうな選手も居るが。

即戦力

マーティンと山口を繋ぐ選手が居ない。そこはドラフトで埋める事も可能だがセンターからの転用もあり得る。その場合はセンターの指名を考慮する必要が出て来るだろう。

素材

山口はまだ育成段階なので、現段階での指名は双方にとって良くないだろう。


戦力分析まとめ

必要な箇所
  • 左中継ぎ
中程度に必要な箇所
  • ドラ1級即戦力先発左腕
  • 右中継ぎ
  • 高卒ショート
機会があれば狙っても
  • ドラ1級即戦力先発右腕
  • ドラ1級即戦力ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 高卒捕手
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
必要なし
  • 即戦力捕手
  • センターもしくはライトの高卒外野手
  • 控え候補即戦力二遊間

以上から選手のタイプ毎に指名順位を考えると、



ドラフト1位で狙う選手
  • 即戦力先発左腕
  • 即戦力先発右腕
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 即戦力ショート
  • 高卒ショート
ドラフト上位で狙う選手
  • 即戦力先発左腕
  • 即戦力先発右腕
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 高卒ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
ドラフト中位で狙う選手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
  • 高卒ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
ドラフト下位で狙う選手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 高卒ショート
  • 高卒捕手

この様になる。

これに基づいて仮想指名して行く。

まずドラフト1位は即戦力先発左腕。
想定としては早川、佐藤、藤井、山野。

続いてドラフト2位、狙うべきは高卒先発、高卒ショート、即戦力先発だ。高卒先発を考えると、高卒投手カテゴリにおいて上位指名クラスの評価を受けているのは高橋、中森の2人。甲子園が中止になった為、ここから評価を上げる高卒投手は出てこないだろう。

果たして高橋、中森が2位まで残っているかどうかが微妙なので、これ以降は高橋、中森のどちらかを2位で指名出来た場合をA、出来なかった場合をBとして進める。

まずはAから。

この段階においての指名結果は

1位 早川、佐藤、藤井、山野
2位 高橋、中森

となっている。

パターンAにおいて3位で狙いたいのは左右の中継ぎ、即戦力外野手、高卒ショートであるが、上位2名が投手である事から即戦力外野手もしくは高卒ショートを指名する。

そこで即戦力外野手と高卒ショートのどちらを指名するかが問題だが、即戦力外野手を指名したい理由はレギュラー候補と言うよりは層を厚くする為なので高卒ショートを優先したい。

3位級の高卒ショートは中々豊作で、入江、津田、中山、角田、相羽、中津と言った所。

彼等の中から誰かを3位で指名する。

続いて4位。

左右中継ぎ、即戦力外野手、高卒投手が候補になって来るが、この中で優先順位が高いのは中継ぎになるだろう。

チーム事情から左を優先したいので左中継ぎを。名前を挙げるなら伊藤、高野、森浦あたりか。

5位では中継ぎ、即戦力外野手、高卒投手、高卒捕手が候補になるが、投・野の指名バランスから野手を指名する。

チームの捕手事情から高卒捕手は時間がかかっても問題ないので即戦力外野手を。

候補としては向山、長沢、小川。

プランAにおいては2位で高卒投手を指名しているので6位では中継ぎを。ここまで来ると名前を出す事に意味がない様に思うので概念だけで。

最後に7位もしくは育成で高卒捕手を指名して終了。

プランAの結果は、

1位 早川、佐藤、藤井、山野
2位 高橋、中森
3位 入江、津田、中山、角田、相羽、中津
4位 伊藤、高野、森浦
5位 向山、長沢、小川
6位 中継ぎ
育成 高卒捕手

プランBは2位から。

高卒ショート、即戦力外野手、即戦力先発だが、2位で指名出来る高卒ショートは3位で指名出来るグループと変わらないので即戦力外野手か即戦力先発になる。

プランAで記述した様に、即戦力外野手は層を厚くする為のものなので即戦力先発を。

有村、小野、宇田川、木澤、村上、山崎あたりか。佐藤、藤井、山野と言った左腕が12人から漏れて居れば彼等の可能性も。

以降はプランAと基本的には変わらず6位が高卒投手になるだけだろうが、2位で土田もしくは内山を指名出来た場合は3位で入江、森井、山本、西田、森田、池谷、佐々木あたりのグループからピック。4位以下は変わらず。

2020年3月27日金曜日

広島 下水流 ⇔ 楽天 三好

トレード成立日 2019 Jul 2


成立の経緯

広島と楽天が余剰人員でお互いの弱点を埋めあう形。


成立時の評価

広島ファンは、田中広輔離脱時に小園をスタメン起用せざるを得ない状況で、二遊間の控えを強化出来た事は好意的。

楽天ファンは、薄い右の外野手を補強出来た事は好意的。

阪神 石崎 ⇔ ロッテ 高野

トレード成立日 2019 Jul 3



成立の経緯

中継ぎ陣の強化の為ロッテが石崎を求め、阪神は高野を指名。


成立時の評価

阪神ファンは、日本代表にも選ばれた経験のある石崎に比べ高野は実績面で劣り、なおかつ野手の強化が叫ばれていた為成立時に訝しがるファンも多かったが、一部からは高野のスラットPとしての適性を評価したのではないか? という声もあった。

ロッテファンは、実績の差やブルペン陣に居ないサイドの剛球投手であるという事から好意的な反応が多かった。

巨人 和田 ⇔ 楽天 古川

トレード成立日 2019 Jul 7



成立の経緯

岩見、燿飛ら若手長距離砲が伸び悩んでいた楽天と先発陣が手薄になっていた巨人の間で利害が一致。


成立時の評価

楽天ファンは、和田の獲得に対しては評価していたが、2018年に6勝 98回 ERA 4.13を記録していた古川と一軍で全く実績のない和田では不釣り合いではないか? という論調だった。

巨人ファンは、守備難もあり一軍で中々居場所を確保出来ずにいる間に加藤、山下という年下で打撃の良い選手が台頭してきた事により期待の若手枠からは外れつつあったので、古川という和田と同年代ですでに一軍での実績もある先発を獲得できた事に対し、好意的な反応が殆どだった。

ソフトバンク 中田 ⇔ 阪神 無償

トレード成立日 2019 Oct 26


成立の経緯

ソフトバンクに於いては戦力構想から外れた中田だが、他球団では戦力になり得ると判断。
リーグの違う阪神への無償トレードとなった。
FAで来てくれた選手への礼儀という側面もあるだろう。


成立時の評価

双方のファンはともに好意的に受け止めていた。

ロッテ 涌井 ⇔ 楽天 金銭

トレード成立日 2019 Dec 18


成立の経緯

先発ローテとして回りたい涌井に対し、ロッテは若手先発陣の台頭により翌年のローテ入りは確約出来ず、そこに対し楽天からのトレード依頼が入り成立。

涌井と釣り合う交換相手の都合がつかず金銭での成立となった。


成立時の評価

ロッテファンは、前年度オフから度々涌井の先発希望によるトレードでの放出が噂されていた為、出ていく事に関しては概して冷静だったが放出先そして金銭でのトレードには感情を露にする人が多かった。

楽天ファンは好意的な反応が殆どだったが、金銭というファンにとっては見えない形での損失なのでむべなるかな。

2017年11月6日月曜日

Taiko Super Kicksというバンドについて

Taiko Super Kicksというバンドがとても素晴らしいので、このバンドに対する思いの丈を綴りたいと思います。

彼らのパブリックイメージは、

「グッドメロディを歌うギターバンド」

と言ったところだと思うのですが、私の理解は違うものです。
私は彼らを

「グッドリズムなドラムバンド」

だと思っているのです。

そう。彼らを語る時に語るべき事の一つに彼らのリズムに対する意識・姿勢があると思うのですが、その部分に触れている文章にとんとお目にかかれないので、自分で書いてしまおうと思います。
リズムに耳を向けずに彼らの音楽を聴くのは、とても勿体の無い事です。
ですから、ひとまずこの記事を読むのは中断して、散歩でもしながらリズムを重視して彼らの音楽を聴いて来て下さい。


私はその間にDS版ポケモン金をやって来ます。




































聴いて来ました? どうでしたか? 彼らの音楽は。
ギターバンドとカテゴライズするには余りにもリズムが凝っていませんでした?

特にドラムの小林希のリズムの組み方は特筆すべきです。
私は、彼女はビート・ダンス・クラブミュージックのリスナーではないか? と疑っているのですが、どうでしょう?
そして彼女のドラムに絡む伊藤暁里・樺山大地のギターに大堀晃生のベース。

やはり彼らをギターバンドと呼称するのは、彼らのある一面を表してはいるものの、とても大事な面を無視している様に感じます。

ではなぜ彼らのとても大事な面を無視した「ギターバンド」という呼称が使われるのか。
それは、それぞれの奏者がそれぞれの楽器で最大限の奉仕をメロディに対して行なっているからです。
そう。彼らの凝ったリズムの組み方は全てメロディに奉仕する為に存在しているのです。
つまり、彼らの音楽の主役はメロディなのです。
彼らの音楽のメインロールを張っているものだけを取り出せば、彼らは

「グッドメロディを歌うギターバンド」

なのです。

しかし、誰が主役かだけで作品を判断する事はキムタク主演のドラマは全て同じものだと見做すようなもので、盲目に過ぎます。
私たちが注意を払うべきなのは作品の全体で、主役のみでは無いのです。
特に彼らは4人組バンドです。即ち、ボーカル含め音は5つしか入っていない訳ですから、全体は比較的確認し易いはずです。(実はアコギが入っていたりもするんですが)

散歩しながら聴いた彼らの音楽はどうでしたか?

 今、イヤホンから流れる彼らの音楽の全体はどうですか?

貴方はTaiko Super Kicksをどの様なバンドだと思いますか?

私は

「グッドメロディを歌うギターバンド」

では明らかに説明が足りないと断言します。