2014年7月21日月曜日

2014年に買って良かったアルバム BECK Morning Phase



BECKの六年ぶりのアルバム。前作Modern Guilt発表後、以前から患っていた脊椎損傷が悪化、その療養のため表舞台での活動から遠ざかっていたがこの作品で完全復活。

彼自身の置かれている状況が作品に反映される作家な為この作品のムードが気にかかっていたが、タイトル通り「朝」がテーマとなっており陰鬱な雰囲気は感じられない。朝ではあるがすっきりとした目覚めではなく終始まどろみの中にいて気付いたら全て聴き終わっている。基本的にアルバムを代表するトラックと言えるものは個人的には無い。

だからと言ってこの作品がダメかと言うとむしろ逆で、BECKのアルバムは6、7枚持っているが1枚通して聴き終えられたのはこの作品が初。

個人的にはPet SoundsやBlonde On BlondeあるいはBuffalo Springfield Again等と並べるべき作品。

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