2014年7月21日月曜日

2014年に買って良かったアルバム BECK Morning Phase



BECKの六年ぶりのアルバム。前作Modern Guilt発表後、以前から患っていた脊椎損傷が悪化、その療養のため表舞台での活動から遠ざかっていたがこの作品で完全復活。

彼自身の置かれている状況が作品に反映される作家な為この作品のムードが気にかかっていたが、タイトル通り「朝」がテーマとなっており陰鬱な雰囲気は感じられない。朝ではあるがすっきりとした目覚めではなく終始まどろみの中にいて気付いたら全て聴き終わっている。基本的にアルバムを代表するトラックと言えるものは個人的には無い。

だからと言ってこの作品がダメかと言うとむしろ逆で、BECKのアルバムは6、7枚持っているが1枚通して聴き終えられたのはこの作品が初。

個人的にはPet SoundsやBlonde On BlondeあるいはBuffalo Springfield Again等と並べるべき作品。

2014年7月18日金曜日

バカ殿とミンストレル・ショー

志村けんのバカ殿様とミンストレル・ショーって鏡写しの存在なのではないか?と思いついたのですが、「バカ殿 ミンストレル・ショー」でググってみてもヒットしなかったのでこれは記事を挙げようと思い書きました。なぜなら、検索してまったくヒットしないと嬉しい反面悲しい気持ちも生まれるからです。

バカ殿とミンストレル・ショーの相似について検索したあなた! あなたは一人じゃあないのです!!



それでは本題に入りますか。



まず、ミンストレル・ショーは顔を黒く塗りますがバカ殿は逆に白く塗る。社会階層の底辺を笑うのと頂点にいるものを笑う。笑う対象が全く違うことがわかります。が、その内容はと言えば、病的なバカを行う主人公を笑うと言うもので、根は同じものなのです。