2020年12月9日水曜日

2020 12球団ドラフト採点 まとめ

2020 12球団ドラフト採点のまとめです。
各球団名をクリックすると別窓で飛べます。


巨人

ソフトバンク

中日

ロッテ

阪神

西武

DeNA

楽天

広島

日本ハム

ヤクルト

オリックス

2020 12球団ドラフト採点 ジャイアンツ

 指名結果

1位 平内龍太

2位 山崎伊織

3位 中山礼都

4位 伊藤優輔

5位 秋広優人

6位 山本一輝

7位 萩原哲

育成以下割愛


採点 70点


近年上位指名した即戦力投手が思った様に働いておらず、左は中々良いが右が先発・中継ぎ共に少し薄かったが即戦力が二枚入った。

捕手陣は炭谷・小林・大城・岸田は良いがそれ以下が山瀬のみになっていたが萩原が加入。岸田・山瀬の間の年齢で彼ら二人と違い左打ちととてもうまい指名だった。

増田大・田中・若林といった控え組と湯浅・増田陸らとの年齢差を鑑みて大社二遊間の確保に動いても良かったが控え組をトレード等で整理してからでも遅くはない。とは言え2~3年以内には動きたいが。岡本・北村・香月が居る一・三塁事情だが、若手にもそこを守る長距離砲候補は居り、外国人の補強難度的にも優先的に動くべき箇所ではない。

亀井が年齢的に厳しくなっていて松原が成績を残したがその下の年齢層に素材が居ない。大社外野手の確保に動いても良かったとは思うが。FA、外国人等でカバーしている間に大社の素材を確保したい。中山が出て来るとしても5年後目安だろうし。

2020年12月8日火曜日

2020 12球団ドラフト採点 ホークス

 指名結果

1位 井上朋也

2位 笹川吉康

3位 牧原巧汰

4位 川原田純平

5位 田上奏大

育成以下割愛


採点 65点

投手陣は和田・千賀を除いても十二分に厚く、無理に即戦力を確保しに動く必要は無い。それこそ千賀級のエースなら狙っていくべきだが。

甲斐が捕手としての壁にぶつかり始めたがそこを支える高谷もそろそろ厳しい年齢。甲斐を支える捕手が欲しいがそこはトレードで賄うだろう。九鬼がヘルニアになってしまったのでプロスペクトを補充した事は良かった。

今宮も怪我が多くなり二遊間は牧原・周東になるのだろうが牧原もすでに29歳で若手は二軍でも結果を残せていない。このままだと数年後の二遊間が大変厳しくなってくるので早く対処したい。松田が厳しくなっているが増田・野村・砂川はまだ掛かりそう。その気になれば外国人で埋められるし今宮の避難先にしても良いが。

柳田がそろそろセンターが厳しくなってくる年齢に差し掛かってきた。上林・柳町・佐藤が出てくれば。二遊間が厳しくなるので周東は回せない。

偉大なレギュラーがいた箇所はその選手が居なくなるとどうしても穴になってしまうが中村・栗原・周東、レフトもしくはDHに回る柳田にハイクラスな投手陣が居ればそこはカバー出来るだろう。しかし二遊間に関しては近いうちにハイフロアな素材を確保したい。

2020年12月7日月曜日

2020 12球団ドラフト採点 ドラゴンズ

指名結果

1位 高橋宏斗

2位 森博人

3位 土田龍空

4位 福島章太

5位 加藤翼

6位 三好大倫

育成

1位 近藤廉

2位 上田洸太郎

3位 松木平優太


採点 75点


投手陣には多少余裕があり、改善すべき箇所は中継ぎBチームの質を高めることくらいで、そこに森が加わるのであればとりあえずは十分だろう。

捕手陣に積極的に手を加えるべき箇所は見受けられない。郡司・石橋の競争相手を増やしても良かったが今年でなくて良い。

阿部の年齢的に後釜を考えなくてはいけないがそこは根尾・高松に競わせるのだろう。大卒社会人二遊間を加えても良かったとは思うが。控え・若手の長距離砲が少ないので下位で大社の打撃型サードを指名しても良かったのではないか。

大島・平田とその他の選手の差が大きく、二人の欠場時のスタメンが薄くなってしまう部分はそのまま。また、若手に長距離砲が居ない部分は改善が必要。

2020年12月5日土曜日

2020 12球団ドラフト採点 ロッテ

指名結果

1位 鈴木昭汰

2位 中森俊介

3位 小川龍成

4位 河村説人

5位 西川遼佑

育成

1位 谷川唯人

2位 小沼健人

3位 山本大斗

4位 佐藤奨真


採点 65点


先発・中継ぎ共に中堅が薄いが若手の素材は居るのであと数年ベテランが粘ってくれれば。数年で一軍戦力になり得る準即戦力を出来るだけ集めておきたかったが質量共に少し足りない。

デプス的に高卒を指名しておきたかったのは確か。佐藤を考慮すれば下位~育成で構わなかったので今年はこれで良い。来年、再来年には大卒捕手を獲得したい。

中村・藤岡に代わる選手が見当たらない状況だった訳だが果たして小川一人だけで良かったのだろうか。とは言え大社二遊間をもう一人となるとデプス的に固まり過ぎてしまう事も確か。戦力外かトレードでの確保をすべき。井上・安田の控えが居ない部分が露呈したがそこへの手当が無かった。来年はレアードが復帰するだろうしそれで良いかもしれないが再来年以降を考えると大社サードを確保しておいた方が良かったのではないか?

若手が思ったよりも早く出て来ているがベテラン勢が成績を残せなくなると中堅層の薄さが露呈しかねないので大社外野手の指名は有って良かった。若手は軒並み育成段階を抜けつつあるのでそこを埋める指名があった事は評価したい。

2020年12月4日金曜日

2020 12球団ドラフト採点 タイガース

 指名結果

1位 佐藤輝明

2位 伊藤将司

3位 佐藤蓮

4位 榮枝裕貴

5位 村上頌樹

6位 中野拓夢

7位 高寺望夢

8位 石井大智

育成

1位 岩田将貴


採点 80点


先発・中継ぎ双方共とにかく層が薄かった所へ伊藤・村上、佐藤・石井が入った。
一年目から先発4枚目以降や中継ぎBチームには入れそうな素材でチームの投手起用を助けてくれそう。高卒の指名が無かったが今年はそうしている場合ではないので良い選択だった。

高齢捕手の整理が終わり捕手陣最年長が梅野に。それに伴い控え層、特に4番手以降が手薄になってしまったが榮枝が加入。藤田も二軍で出場機会を得るにはもう少し掛かりそうでその間に榮枝に基礎教育を施し一軍レベルへ引き上げられれば。出来れば一軍レベルの捕手をトレード等で確保し榮枝・藤田の育成期間を出来るだけ長く確保してあげたいが。

糸原・木浪に次ぐ二遊間が高卒二年目の小幡というのは大分クリティカルだったが中野を指名。これによりもし小幡に一軍で活躍し続ける為の課題が明らかになっても克服する時間を与える余裕が確保出来た。とは言え小幡は一軍で過ごす時間は多くなるであろうがその部分を高寺へ投資するのだろう。阪神にありがちな若手内野手のビジョンの無い内野たらい回しの被害にあわない事を祈る。大山の控えは陽川が務めているが、後述の通り糸井と佐藤の間のライトレギュラー候補と考えると近い内に大社サードを指名しておきたい。

近本の控えが江越・中谷と天井が見えていて二人とも同じようなアスリート系なので出来れば二人と違うタイプの控えセンターを確保したかった。佐藤に関しては糸井の次というより陽川を挟んで次々世代のライトレギュラー候補なのではないだろうか。

2020年12月3日木曜日

2020 12球団ドラフト採点 ライオンズ

 ドラフト結果

1位 渡部健人

2位 佐々木健

3位 山村崇嘉

4位 若林楽人

5位 大曲錬

6位 タイシンガーブランドン大河

7位 仲三河優太

育成

1位 赤上優人

2位 長谷川伸哉

3位 宮本ジョセフ券

4位 豆田泰志

5位 水上由伸


採点 70点


投手陣で苦労したが指名したのはギャンブル要素の高いメンツばかり。野手ドラフトに振るのは理解できるが、であるならば即戦力投手の指名は手堅く行くべきだった。

四番手以降の捕手が弱く岡田のFAが近い事を考えれば大社捕手を指名しておくべきだったのでは。

二遊間の控えが薄いが山田・綱島の成長にかけるか。外崎・源田の年齢的に即戦力レギュラー候補の指名はあと2年待って若手陣の成長度合いを見てからでも良いが特に守備面の層の薄さが気になる。中村・山川の後釜候補を複数獲得。一・三塁に関してはやれる限りのやるべき事はやった。

若手陣が一軍に定着できていない。若林・宮本を追加し競争を煽っていて誰かしらには出て来てほしいが。柱になり得る素材の獲得を考えても良いのではないか。

2020年12月2日水曜日

2020 12球団ドラフト採点 ベイスターズ

 指名結果

1位 入江大生

2位 牧秀悟

3位 松本隆之介

4位 小深田大地

5位 池谷蒼大

6位 高田琢登

育成

1位 石川達也

2位 加藤大


採点 70点


高卒で入った右投手が軒並み一軍の壁にぶつかっている現状、その年齢層にドラ1を入れたのは、そこが薄いからと同時に伸び悩んでいるメンツに刺激を与えるためでもあるのだろう。
山崎が不調でもなんとかカバーしたとはいえ今年結果を残した中継ぎは殆どが30歳以上で来年も同じ様な成績を残すとは考えない方が良い。とすると中継ぎにも戦力補充をしておきたかった。

一軍捕手陣は厚く、山本はそろそろ育成段階を抜けその後は東妻を英才教育していくのだろうし今ドラフトでの指名の必要は無かっただろう。

牧の加入により二遊間は厚くなったが若年層が守備面で疑問符がつく選手ばかり。デプス的に大卒社会人守備専二遊間を指名できていれば更に良かった。田中広輔が加入したとしても3年後以降の二遊間のディフェンス力が心配。宮崎の後釜は伊藤、牧のどちらかになるだろうしどちらもまごつく様であれば小深田が出て来るやもといった感じでサードに関しては暫くは安泰だろう。

外野最年少が高卒5年目の細川なのでそろそろ外野手を指名しても良い頃合いではあった。比較的若い一軍級の外野手が飽和状態にある事は確かだがそれでも指名しても良かったはず。ある程度ギャンブル性の高い素材型でも吸収できるだけのデプスだったと思うが。

2020年12月1日火曜日

2020 12球団ドラフト採点 イーグルス

 指名結果

1位 早川隆久

2位 高田孝一

3位 藤井聖

4位 内間拓馬

5位 入江大樹

6位 内星龍

育成

1位 石田駿

採点 75点


投手陣が不調だったので即戦力の数を確保出来た事は良いが上位4枠を使ってまでなのだろうか? 

太田・堀内が足踏みを続けている。デプス的にもそろそろ若年層にハイシーリングな素材を入れても良いとは思うが来年以降へ持ち越しても構わないと言う判断だろうし、その判断を支持したい。

浅村・茂木の二遊間を小深田が高いレベルで支えているが、浅村は近い将来ファーストへ回り、茂木も出来るだけ早くサードへ移したいと考えると二遊間のレギュラー候補を増やしたかった。サードは鈴木があと数年、その後茂木と考えると7年はレギュラーが埋まっているのではないか? そうなると入江は外野に回るのかもしれない。

辰巳・小郷以降の年代が寂しいのでそこへプロスペクトを確保したかった。入江が入って来る可能性もあるが。

2020年11月30日月曜日

2020 12球団ドラフト採点 カープ

指名結果

1位 栗林良吏

2位 森浦大輔

3位 大道温貴

4位 小林樹斗

5位 行木俊

6位 矢野雅哉

育成

1位 二俣翔一


採点 70点


先発・中継ぎ共に薄い中で即戦力を三人確保した事は評価できる。小林ももっと上位で指名されていてもおかしくない素材。

中村・坂倉はそろそろ育成段階を過ぎる段階のところを支配下でもおかしくない二俣を指名。持丸と競い合わせる考えだろう。戦力外かトレードで25~28歳くらいの捕手を獲得出来ればデプス的に良いが。

田中のFA、菊地の加齢に伴う衰え、プロスペクトがひしめき合っている二軍の二遊間を見据えすぐに上で使えそうな守備型二遊間である矢野を指名出来た。しかし堂林に不安が残り二軍でも固定され育成されている選手の居ないサードには手当て出来ず。

鈴木のFAが近く、長野もいつ衰えてもおかしくなく次代を担う若手の数が不足しているが素材を確保出来ず。後継候補を増やさなくては。大卒以下の年齢層が薄く、最年少の永井は二軍レベルですら結果を残せていない。来年以降高大社問わず好素材を確保していかなければいけないし、内外野共に若手長距離砲不足。

2020年11月28日土曜日

2020 12球団ドラフト採点 ファイターズ

指名結果


1位 伊藤大海

2位 五十幡亮汰

3位 古川裕大

4位 細川凌平

5位 根本悠楓

6位 今川優馬

育成

1位 松本僚大

2位 齋藤伸治


採点 75点


伊藤を獲得したが現状の投手陣を考えるとまだ足りない。
根本も早く出て来るだろうが来年すぐにという訳にもいかないだろう。

清水・宇佐美が物足りない現状に好素材が入ったが一年目から上で使うとなると大成しづらくなってしまう懸念が。FAやトレードでレギュラー級捕手を獲得し古川を一年間下に置き続けられる様にしたい。

今ドラフトではサード・ショートに空いた穴を埋めなかった。ショートに関しては中島の復調と平沼の成長に託したのだろうがサードは野村に任せるにはまだ早い。彼が育つまで外国人でカバーしなければいけないだろう。

太田、西川不在時に生じるクオリティの低下を最少限に収め得る素材をセンター、ライトに確保出来た。来年も即戦力外野手の獲得は必要だしそろそろ高卒の素材も加えたいが、今ドラフトに於いてはベストな動きが出来たのではないだろうか。

2020年11月27日金曜日

2020 12球団ドラフト採点 スワローズ

 ドラフト結果


1位 木澤尚文

2位 山野太一

3位 内山壮真

4位 元山飛優

5位 並木秀尊

6位 嘉手苅浩太

育成

1位 下慎之介

2位 赤羽由紘

3位 松井聖

4位 丸山翔大


採点 75点


先発・中継ぎ両睨みの即戦力投手を左右二人獲得出来た。
出来れば質量共にもう少し欲しかったが一応満足いく結果だろう。

古賀が育成段階を抜けつつある所に内山を確保出来たのは良い指名。特に古賀は打撃面に期待が持てない為、差別化も図れるのではないか。第三~第四捕手を任せられる捕手も欲しかったがそこはトレードか戦力外から確保したい。

ショートのレギュラーが決まり切らない中、元山を獲得出来た。年齢的に長岡・武岡とその他の二遊間との間に入る年齢でデプス的にも良い指名。打撃面で結果を出している間は村上がサードになるのだろうが守備難を考えるとサードのレギュラーを狙える素材の確保に動いても良かった。赤羽が二軍でどれだけの結果を残せるか。

老朽化への対応は行えているが年齢的に中堅層が薄い。とは言えそこはトレードか戦力外から確保すべき箇所。数年後に主力になっていくであろう年齢層の選手も少ないので来年以降数年かけて大社と高卒をそれぞれ1~2名ずつ指名出来れば。

2020年11月26日木曜日

2020 12球団ドラフト採点 バファローズ

ドラフト結果

1位 山下舜平大

2位 元謙太

3位 来田涼斗

4位 中川颯

5位 中川拓真

6位 阿部翔太

育成

1位 川瀬賢斗

2位 辻垣高良

3位 宇田川優希

4位 釣寿生

5位 佐野如一

6位 古長拓


採点 60点


投手層は全体的に少し薄く、そこへの手当は宇田川含め過不足無い程度にはカバーできたとは思うがもう少し全体的に即戦力投手に振った指名でも良かったのでは? とも思う。

稲富を支配下に上げるとすればデプスでも打撃型、守備型の割合でもバランスが良くなる。頓宮の捕手スキルの向上具合次第では近い将来打撃型大社捕手の指名が必要になるやも。

若いプロスペクトが固まっていて安達、大城、福田と二遊間のレギュラー陣は申し分なく、安達の衰える2~3年後には太田、宜保、紅林の内誰かしらは一軍レベルまで達しているだろう。大城、福田の衰えも睨みたいが今二遊間を集めると出場機会を喰い合ってしまうであろうし太田、宜保、紅林の成長度合いを鑑みながら追々指名を考えていった方が良いか。サードのみ不透明だが中川、勝俣、大下以上の素材でなければ確保する旨味が無いので現状はこれで良かったのだろう。

元、来田を外野手として考えて、果たして彼らが育ち切るまで二軍に漬け込んでおける外野陣なのだろうか?彼らを守る選手が岡田、吉田しかおらず岡田に関しては年齢的にも彼らが育ちきるまで一線級で居られるか不透明でそこの手当が為されない限りはいくらプロスペクトを豊潤に抱えようと評価することは出来ない。今オフ~来オフにそこへの手当が為されれば上方修正出来るが。

2020年10月25日日曜日

マリーンズドラフト予想 2020

これからの変更点を踏まえて2020年のドラフト予想。

まず前回からの現段階での変化。安田は十分サードを守れる。レアード帰国により右打者の層の薄さが露呈。香月⇔沢村のトレード。菅野、和田、藤原が一軍で結果を残しつつある。種市、西野のTJ、石川のメジャー挑戦により2020年のローテ候補不足の見込み。二遊間の控え層は改善されず仕舞い。といったところか。

そして一位入札は早川で決定。支配下での指名人数は3~5名を予定とのこと。

前回からの変化がそれぞれドラフト戦略にもたらすインパクトを考えると、

安田のサード守備

将来のサード候補指名を考える必要が無くなった。

右打者の層の薄さ

来年すぐに改善する為には上位指名枠を使わなければいけないだろう。

トレード

沢村の加入により、中途半端な即戦力中継ぎを獲得する必要性がかなり低くなった。

菅野、和田、藤原

デプスの隙間は埋められていないのでドラフト戦略へのインパクトは薄いか。しかし藤原の育成期間が終わりつつあるのでセンター候補の高校生指名を考えても。

2020年ローテ候補不足見込み

一軍級ローテ候補確保が必要も古谷、本前、森を超えるレベルでなければ支配下指名の必要性は薄い。

二遊間控え

中村、藤岡に次ぐターンオーバー要員の確保は喫緊の課題。


となるだろう。


上記を踏まえてドラフト予想をしていくのだが、複数のパターンがあるのでそれらを、そしてどうしてその様な予想となったのかも。

一位早川交渉権獲得を-Aとし、以降の分岐は-B、-C、とする。

一位-A 早川

一位-B 大道
ハズレで即戦力投手確保時。名前はお好きな誰かと代替可能。

一位-C 牧
右打者の層の薄さを解消出来る素材。

一位-D 元山
一年目から攻守両面で藤岡を上回れる可能性があるのは彼だけだろう。

二位-A & B内山 or 土田 or 中山
近年の指名実績から一位、二位は投手と野手を一人づつ指名しているので今回もそうだと予想。牧、元山が残っていればそこに行くだろうが残っていない想定。今川は残っていてもポジションの重要度で劣るか。
大社二遊間の可能性もあるが下記に記した通り守備専大社二遊間の確保は下位でも可能なのでこの三人を。

二位-C & D 宇田川 or 小野 or 森井 or 大江 or 森 or 平内 or 有村
一位が野手なら二位は投手だろう。高校生ではなく大社となるのではないか。

二位-A & B-b 中野
編成陣が二遊間の薄さをクリティカルだと判断していた場合、中野の指名の可能性はある。
藤岡と比べ打力は同程度、守備力は少し上のレベルは期待できそう。

三位 藤井 or 伊藤 or 森田 or 森浦 or 山野
過去の三位指名実績から大社左腕の可能性が高いか。左腕が足りないとの編成陣のコメントもアリ。

三位-A & B & C & D-b 高田 or 根本 or松本
大社左腕の可能性が高いが視察情報から高校生左腕の可能性も。

四位 上川畑 or 小川 or 瀬戸西
守備専大社二遊間の確保。茶谷や西巻は現状、中村、藤岡と打撃面でも守備面でも比較対象にすらなっていない。打撃面で彼らと比較対象になり得る二遊間の確保は上位を使わなければいけないが、守備面において彼らと比較対象になり得る二遊間の確保はこの順位でも可能。

四位-A & B-b 平山 or 渡部
一・三塁の右打ち控え候補確保。一年目であれば病み上がりのレアードの方が結果を残す期待値が高いと判断しているので優先度は低め。

四位-A & B-b' 山本 or 伊藤 or 小木田 or 釘宮 or 石井 or 益田
大社投手を優先した場合この順位になるだろう。

五位-A & B & C & D 山本 or 伊藤 or 小木田 or 釘宮 or 石井 or 益田
二軍のローテがしっかり回るかすら疑問符な現状の為、一年目から実戦で投げられる選手を。もしかしたらシーズン後半には上で投げられる様になるやも。

五位-b 度会 or 山村 or 高寺 or 岡本 or 山本 or 石川 or 漁府
二位で高卒二遊間の指名が無かった場合ここでの確保もあるか。しかしこの順位では二遊間は枯渇している恐れがあるので守備位置よりも素材重視での選択。


とりま私の頭で考えられるのはここまでです。
正直アマを球場に見に行っている訳でもなし。つべで気になった選手の動画を漁るのみです。

さてどうなるかは神のみぞ知る。

2020年5月23日土曜日

この選手。一本釣りするならこの球団

ハズレ1位~2位指名が予想されるドラフト候補の中から一本釣りする事をオススメする球団を書いてみようと思う。




藤井聖

150km/hを超える速球を持つ社会人No.1左腕。先発だけでなく中継ぎへの適性も高い。


そんな彼の一本釣りをオススメする球団は、


ヤクルト


理由は、


慢性的な投手力の欠落に喘いでいるが2019年には1~4位までを投手指名に割き(高卒1名、大卒3)改善しようという意欲が見られる。しかしこの4名は全て右腕であり、翻ってヤクルトの左腕事情はというと2019年に一軍クラスの成績を残し2020年も球団に残っているのは石川 山田の2名のみ。他のドラ1候補左腕としては早川 佐藤 山野あたりの名前が上がっているが、いつも投手が足りない球団事情を鑑みると先発だけでなく中継ぎへの適性も高く、大きな故障歴の無い藤井をオススメする。





古川裕大

今年唯一の上位指名候補捕手。守備面でも大きな欠点は無くリーグでの打撃成績は圧倒的。


そんな彼の一本釣りをオススメする球団は、


オリックス


理由は、


正捕手の若月は今年高卒7年目と若いが打撃に課題がある。更に2番手以降の捕手が33才の松井、38才の山崎となっており、その他の捕手登録選手は伏見(アキレス腱故障の為捕手としての運用に耐えうるか疑問符)、頓宮(捕手へ再転向中だが大学時代から主に守備面の問題で捕手としての出場機会は少ない)、飯田(若月より年嵩で若月同様に打撃に課題)と近未来に不安が募る陣容だ。そして近年のオリックスは、若手投手陣が充実し、二遊間には高卒の有望株がひしめき合い、外野では宗、西浦、佐野が虎視眈々とレギュラー獲りを目指しており、足りない箇所は強打のサードくらい。そうなると近大の佐藤が候補になるが、競合濃厚な佐藤を避け古川に入札する事を考えても良いのではないだろうか? 





五十幡亮汰

圧倒的な運動能力を持つ外野手。徐々に長打力も付いてきており、プロに入っても力負けする心配はなさそう。


そんな彼の一本釣りをオススメする球団は、


西武


理由は、


秋山が退団し後釜として金子が入った訳だが、金子のプロ入り以来7年間の通算打率は.247と平均的、今年30才になる事から脚は衰えて行くであろうし、そうなった時に名前が出て来るのは鈴木或いは岸と言った所だろう。彼等で事足りると判断するかどうかは人それぞれだろうが、足りないとなった時に五十幡の一本釣りと言う手も有る。特に彼の場合は一級品の肩もあるので、鈴木等が出て来た際にはライトでの出番も与え易い。





土田龍空

巧打者の上、プロでもショートでやっていけそうな高校No.1ショート。


そんな彼の一本釣りをオススメする球団は、


楽天


理由は、


2019年、まさかの小深田を1位で指名した楽天。茂木の肘の状態や渡辺直人、藤田の年齢等を鑑みての事だと思われるが、小深田もプロでの適性はセカンドだろうと言われており果たして長期間ショートを任せられるかどうか不透明。それ故の土田一本釣りだ。土田が短期間で芽を出せば浅村の守備が衰えた際に浅村一、小深田二、茂木三と動かす事が可能になる。

ドラフトへ向けた戦力分析と指名考察2020 千葉ロッテマリーンズ

戦力分析

投手



先発


年齢層的には満遍なくおり、若年層にも素材は多い。

即戦力

そこそこの即戦力を確保するメリットは低く、指名するなら少なくとも24人の中に入るクラスだろう。

素材

上・中・下位どこで指名しても良いが、二軍での育成機会確保の事を考えると1~2名までだろう。

中継ぎ

主力級の高齢化が懸念材料だが、先発若年層の充実ぶりからしばらくは外国人投手を中継ぎに割けるであろうと考えると無理に狙わなくても良いか。

即戦力

上位での指名は東妻のような1位級が12人から漏れた場合は考えられるが、それ以外は考えづらい。中~下位での指名はアリだが、支配下枠を圧迫するまで乱獲する必要は無い。



先発


ローテ5~6番手から谷間級はそこそこいるものの、看板を張れる選手となると?

即戦力

指名するなら1位級。是が非でもと言うほどでは無いが課題の一つ。

素材

最も若いのが大卒2年目の小島、中村なのでそろそろ確保しても良いのではないか? とは思うが、高卒素材の確保は右腕に限っていて左腕は大卒以上からという方針の可能性がある。

中継ぎ

主力級が松永しかおらず年齢も高くなってきている。外国人の左腕中継ぎの獲得は難しい為、ここの確保は喫緊の課題。

即戦力

これはという選手が居れば上位でも。中・下位を使っての複数指名もアリだろう。

野手

捕手

田村の次世代の確保が長らくの課題だったが佐藤の指名でひとまずの回答を得る事ができた。しかしデプスを考えると高卒の指名は有り得るだろう。佐藤を獲得した以上、上位での指名は考えづらい。また、細川以外の捕手はまだ全員20代で一軍経験のある捕手も多い事から即戦力の需要はかなり薄く、高卒捕手も一軍レベルになるまで多少時間がかかっても問題ない。

即戦力

第二~第三級の捕手は余っているくらいなので指名の必要は無い。

素材

指名はアリだが下位~育成で。

一・三

井上・レアードに安田が絡んでいくのであろうが、安田がサードを守れないとの判断が下れば指名があるやも。その際には履正社への心遣いとして名義上はショートとなるかもしれない。しかし、将来的な中村のコンバート先と考えると後6年程はレギュラーが埋まっているのかもしれない。

即戦力

レアードがあとどれくらい今の水準を保っていられるか、安田のサード守備、中村のコンバート、これらの兼ね合い次第。個人的に安田は守れてファーストかレフトだろうと考えている。

素材

指名するなら中位以下だろうが、現段階ではその程度の素材を確保するメリットは薄い。

二・遊

現状レギュラーの藤岡・中村が二遊間を守れるのはもってあと5年と考えると次の世代の準備が必要。福田・茶谷・西巻が居るので、層を厚くする為の指名は必要ない。

即戦力

控え層の充実は考えなくて良いので、指名するとすれば1位級。

素材

育成段階を過ぎた選手が殆どなので指名はアリ。上・中・下位のどこで指名するかの判断は人によるだろう。



荻野・福田・岡・加藤と居て高部・和田・藤原が控えているので、現状、世代交代を心配する必要は無い様に思うが、後述するライトの事情によっては即戦力が必要になるやも知れない。上位を使う可能性もあるとは思うがその他の箇所を優先すべき。

即戦力

24~28歳が薄いのでそこに居ればデプス的に嬉しいが、そこはドラフトでどうにかする範囲では無い。
ライトの事情によっては。

素材

藤原の育成期間が終わるまでのあと1~2年は必要ないだろう。



マーティン退団までの間に山口が成長してくれるのかどうか。センターから転用できそうな選手も居るが。

即戦力

マーティンと山口を繋ぐ選手が居ない。そこはドラフトで埋める事も可能だがセンターからの転用もあり得る。その場合はセンターの指名を考慮する必要が出て来るだろう。

素材

山口はまだ育成段階なので、現段階での指名は双方にとって良くないだろう。


戦力分析まとめ

必要な箇所
  • 左中継ぎ
中程度に必要な箇所
  • ドラ1級即戦力先発左腕
  • 右中継ぎ
  • 高卒ショート
機会があれば狙っても
  • ドラ1級即戦力先発右腕
  • ドラ1級即戦力ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 高卒捕手
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
必要なし
  • 即戦力捕手
  • センターもしくはライトの高卒外野手
  • 控え候補即戦力二遊間

以上から選手のタイプ毎に指名順位を考えると、



ドラフト1位で狙う選手
  • 即戦力先発左腕
  • 即戦力先発右腕
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 即戦力ショート
  • 高卒ショート
ドラフト上位で狙う選手
  • 即戦力先発左腕
  • 即戦力先発右腕
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 高卒ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
ドラフト中位で狙う選手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
  • 高卒ショート
  • センターもしくはライトの即戦力外野手
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
ドラフト下位で狙う選手
  • 左中継ぎ
  • 右中継ぎ
  • 高卒先発右腕
  • 高卒先発左腕
  • 高卒ショート
  • 高卒捕手

この様になる。

これに基づいて仮想指名して行く。

まずドラフト1位は即戦力先発左腕。
想定としては早川、佐藤、藤井、山野。

続いてドラフト2位、狙うべきは高卒先発、高卒ショート、即戦力先発だ。高卒先発を考えると、高卒投手カテゴリにおいて上位指名クラスの評価を受けているのは高橋、中森の2人。甲子園が中止になった為、ここから評価を上げる高卒投手は出てこないだろう。

果たして高橋、中森が2位まで残っているかどうかが微妙なので、これ以降は高橋、中森のどちらかを2位で指名出来た場合をA、出来なかった場合をBとして進める。

まずはAから。

この段階においての指名結果は

1位 早川、佐藤、藤井、山野
2位 高橋、中森

となっている。

パターンAにおいて3位で狙いたいのは左右の中継ぎ、即戦力外野手、高卒ショートであるが、上位2名が投手である事から即戦力外野手もしくは高卒ショートを指名する。

そこで即戦力外野手と高卒ショートのどちらを指名するかが問題だが、即戦力外野手を指名したい理由はレギュラー候補と言うよりは層を厚くする為なので高卒ショートを優先したい。

3位級の高卒ショートは中々豊作で、入江、津田、中山、角田、相羽、中津と言った所。

彼等の中から誰かを3位で指名する。

続いて4位。

左右中継ぎ、即戦力外野手、高卒投手が候補になって来るが、この中で優先順位が高いのは中継ぎになるだろう。

チーム事情から左を優先したいので左中継ぎを。名前を挙げるなら伊藤、高野、森浦あたりか。

5位では中継ぎ、即戦力外野手、高卒投手、高卒捕手が候補になるが、投・野の指名バランスから野手を指名する。

チームの捕手事情から高卒捕手は時間がかかっても問題ないので即戦力外野手を。

候補としては向山、長沢、小川。

プランAにおいては2位で高卒投手を指名しているので6位では中継ぎを。ここまで来ると名前を出す事に意味がない様に思うので概念だけで。

最後に7位もしくは育成で高卒捕手を指名して終了。

プランAの結果は、

1位 早川、佐藤、藤井、山野
2位 高橋、中森
3位 入江、津田、中山、角田、相羽、中津
4位 伊藤、高野、森浦
5位 向山、長沢、小川
6位 中継ぎ
育成 高卒捕手

プランBは2位から。

高卒ショート、即戦力外野手、即戦力先発だが、2位で指名出来る高卒ショートは3位で指名出来るグループと変わらないので即戦力外野手か即戦力先発になる。

プランAで記述した様に、即戦力外野手は層を厚くする為のものなので即戦力先発を。

有村、小野、宇田川、木澤、村上、山崎あたりか。佐藤、藤井、山野と言った左腕が12人から漏れて居れば彼等の可能性も。

以降はプランAと基本的には変わらず6位が高卒投手になるだけだろうが、2位で土田もしくは内山を指名出来た場合は3位で入江、森井、山本、西田、森田、池谷、佐々木あたりのグループからピック。4位以下は変わらず。

2020年3月27日金曜日

広島 下水流 ⇔ 楽天 三好

トレード成立日 2019 Jul 2


成立の経緯

広島と楽天が余剰人員でお互いの弱点を埋めあう形。


成立時の評価

広島ファンは、田中広輔離脱時に小園をスタメン起用せざるを得ない状況で、二遊間の控えを強化出来た事は好意的。

楽天ファンは、薄い右の外野手を補強出来た事は好意的。

阪神 石崎 ⇔ ロッテ 高野

トレード成立日 2019 Jul 3



成立の経緯

中継ぎ陣の強化の為ロッテが石崎を求め、阪神は高野を指名。


成立時の評価

阪神ファンは、日本代表にも選ばれた経験のある石崎に比べ高野は実績面で劣り、なおかつ野手の強化が叫ばれていた為成立時に訝しがるファンも多かったが、一部からは高野のスラットPとしての適性を評価したのではないか? という声もあった。

ロッテファンは、実績の差やブルペン陣に居ないサイドの剛球投手であるという事から好意的な反応が多かった。

巨人 和田 ⇔ 楽天 古川

トレード成立日 2019 Jul 7



成立の経緯

岩見、燿飛ら若手長距離砲が伸び悩んでいた楽天と先発陣が手薄になっていた巨人の間で利害が一致。


成立時の評価

楽天ファンは、和田の獲得に対しては評価していたが、2018年に6勝 98回 ERA 4.13を記録していた古川と一軍で全く実績のない和田では不釣り合いではないか? という論調だった。

巨人ファンは、守備難もあり一軍で中々居場所を確保出来ずにいる間に加藤、山下という年下で打撃の良い選手が台頭してきた事により期待の若手枠からは外れつつあったので、古川という和田と同年代ですでに一軍での実績もある先発を獲得できた事に対し、好意的な反応が殆どだった。

ソフトバンク 中田 ⇔ 阪神 無償

トレード成立日 2019 Oct 26


成立の経緯

ソフトバンクに於いては戦力構想から外れた中田だが、他球団では戦力になり得ると判断。
リーグの違う阪神への無償トレードとなった。
FAで来てくれた選手への礼儀という側面もあるだろう。


成立時の評価

双方のファンはともに好意的に受け止めていた。

ロッテ 涌井 ⇔ 楽天 金銭

トレード成立日 2019 Dec 18


成立の経緯

先発ローテとして回りたい涌井に対し、ロッテは若手先発陣の台頭により翌年のローテ入りは確約出来ず、そこに対し楽天からのトレード依頼が入り成立。

涌井と釣り合う交換相手の都合がつかず金銭での成立となった。


成立時の評価

ロッテファンは、前年度オフから度々涌井の先発希望によるトレードでの放出が噂されていた為、出ていく事に関しては概して冷静だったが放出先そして金銭でのトレードには感情を露にする人が多かった。

楽天ファンは好意的な反応が殆どだったが、金銭というファンにとっては見えない形での損失なのでむべなるかな。