2020年12月9日水曜日

2020 12球団ドラフト採点 まとめ

2020 12球団ドラフト採点のまとめです。
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巨人

ソフトバンク

中日

ロッテ

阪神

西武

DeNA

楽天

広島

日本ハム

ヤクルト

オリックス

2020 12球団ドラフト採点 ジャイアンツ

 指名結果

1位 平内龍太

2位 山崎伊織

3位 中山礼都

4位 伊藤優輔

5位 秋広優人

6位 山本一輝

7位 萩原哲

育成以下割愛


採点 70点


近年上位指名した即戦力投手が思った様に働いておらず、左は中々良いが右が先発・中継ぎ共に少し薄かったが即戦力が二枚入った。

捕手陣は炭谷・小林・大城・岸田は良いがそれ以下が山瀬のみになっていたが萩原が加入。岸田・山瀬の間の年齢で彼ら二人と違い左打ちととてもうまい指名だった。

増田大・田中・若林といった控え組と湯浅・増田陸らとの年齢差を鑑みて大社二遊間の確保に動いても良かったが控え組をトレード等で整理してからでも遅くはない。とは言え2~3年以内には動きたいが。岡本・北村・香月が居る一・三塁事情だが、若手にもそこを守る長距離砲候補は居り、外国人の補強難度的にも優先的に動くべき箇所ではない。

亀井が年齢的に厳しくなっていて松原が成績を残したがその下の年齢層に素材が居ない。大社外野手の確保に動いても良かったとは思うが。FA、外国人等でカバーしている間に大社の素材を確保したい。中山が出て来るとしても5年後目安だろうし。

2020年12月8日火曜日

2020 12球団ドラフト採点 ホークス

 指名結果

1位 井上朋也

2位 笹川吉康

3位 牧原巧汰

4位 川原田純平

5位 田上奏大

育成以下割愛


採点 65点

投手陣は和田・千賀を除いても十二分に厚く、無理に即戦力を確保しに動く必要は無い。それこそ千賀級のエースなら狙っていくべきだが。

甲斐が捕手としての壁にぶつかり始めたがそこを支える高谷もそろそろ厳しい年齢。甲斐を支える捕手が欲しいがそこはトレードで賄うだろう。九鬼がヘルニアになってしまったのでプロスペクトを補充した事は良かった。

今宮も怪我が多くなり二遊間は牧原・周東になるのだろうが牧原もすでに29歳で若手は二軍でも結果を残せていない。このままだと数年後の二遊間が大変厳しくなってくるので早く対処したい。松田が厳しくなっているが増田・野村・砂川はまだ掛かりそう。その気になれば外国人で埋められるし今宮の避難先にしても良いが。

柳田がそろそろセンターが厳しくなってくる年齢に差し掛かってきた。上林・柳町・佐藤が出てくれば。二遊間が厳しくなるので周東は回せない。

偉大なレギュラーがいた箇所はその選手が居なくなるとどうしても穴になってしまうが中村・栗原・周東、レフトもしくはDHに回る柳田にハイクラスな投手陣が居ればそこはカバー出来るだろう。しかし二遊間に関しては近いうちにハイフロアな素材を確保したい。

2020年12月7日月曜日

2020 12球団ドラフト採点 ドラゴンズ

指名結果

1位 高橋宏斗

2位 森博人

3位 土田龍空

4位 福島章太

5位 加藤翼

6位 三好大倫

育成

1位 近藤廉

2位 上田洸太郎

3位 松木平優太


採点 75点


投手陣には多少余裕があり、改善すべき箇所は中継ぎBチームの質を高めることくらいで、そこに森が加わるのであればとりあえずは十分だろう。

捕手陣に積極的に手を加えるべき箇所は見受けられない。郡司・石橋の競争相手を増やしても良かったが今年でなくて良い。

阿部の年齢的に後釜を考えなくてはいけないがそこは根尾・高松に競わせるのだろう。大卒社会人二遊間を加えても良かったとは思うが。控え・若手の長距離砲が少ないので下位で大社の打撃型サードを指名しても良かったのではないか。

大島・平田とその他の選手の差が大きく、二人の欠場時のスタメンが薄くなってしまう部分はそのまま。また、若手に長距離砲が居ない部分は改善が必要。

2020年12月5日土曜日

2020 12球団ドラフト採点 ロッテ

指名結果

1位 鈴木昭汰

2位 中森俊介

3位 小川龍成

4位 河村説人

5位 西川遼佑

育成

1位 谷川唯人

2位 小沼健人

3位 山本大斗

4位 佐藤奨真


採点 65点


先発・中継ぎ共に中堅が薄いが若手の素材は居るのであと数年ベテランが粘ってくれれば。数年で一軍戦力になり得る準即戦力を出来るだけ集めておきたかったが質量共に少し足りない。

デプス的に高卒を指名しておきたかったのは確か。佐藤を考慮すれば下位~育成で構わなかったので今年はこれで良い。来年、再来年には大卒捕手を獲得したい。

中村・藤岡に代わる選手が見当たらない状況だった訳だが果たして小川一人だけで良かったのだろうか。とは言え大社二遊間をもう一人となるとデプス的に固まり過ぎてしまう事も確か。戦力外かトレードでの確保をすべき。井上・安田の控えが居ない部分が露呈したがそこへの手当が無かった。来年はレアードが復帰するだろうしそれで良いかもしれないが再来年以降を考えると大社サードを確保しておいた方が良かったのではないか?

若手が思ったよりも早く出て来ているがベテラン勢が成績を残せなくなると中堅層の薄さが露呈しかねないので大社外野手の指名は有って良かった。若手は軒並み育成段階を抜けつつあるのでそこを埋める指名があった事は評価したい。

2020年12月4日金曜日

2020 12球団ドラフト採点 タイガース

 指名結果

1位 佐藤輝明

2位 伊藤将司

3位 佐藤蓮

4位 榮枝裕貴

5位 村上頌樹

6位 中野拓夢

7位 高寺望夢

8位 石井大智

育成

1位 岩田将貴


採点 80点


先発・中継ぎ双方共とにかく層が薄かった所へ伊藤・村上、佐藤・石井が入った。
一年目から先発4枚目以降や中継ぎBチームには入れそうな素材でチームの投手起用を助けてくれそう。高卒の指名が無かったが今年はそうしている場合ではないので良い選択だった。

高齢捕手の整理が終わり捕手陣最年長が梅野に。それに伴い控え層、特に4番手以降が手薄になってしまったが榮枝が加入。藤田も二軍で出場機会を得るにはもう少し掛かりそうでその間に榮枝に基礎教育を施し一軍レベルへ引き上げられれば。出来れば一軍レベルの捕手をトレード等で確保し榮枝・藤田の育成期間を出来るだけ長く確保してあげたいが。

糸原・木浪に次ぐ二遊間が高卒二年目の小幡というのは大分クリティカルだったが中野を指名。これによりもし小幡に一軍で活躍し続ける為の課題が明らかになっても克服する時間を与える余裕が確保出来た。とは言え小幡は一軍で過ごす時間は多くなるであろうがその部分を高寺へ投資するのだろう。阪神にありがちな若手内野手のビジョンの無い内野たらい回しの被害にあわない事を祈る。大山の控えは陽川が務めているが、後述の通り糸井と佐藤の間のライトレギュラー候補と考えると近い内に大社サードを指名しておきたい。

近本の控えが江越・中谷と天井が見えていて二人とも同じようなアスリート系なので出来れば二人と違うタイプの控えセンターを確保したかった。佐藤に関しては糸井の次というより陽川を挟んで次々世代のライトレギュラー候補なのではないだろうか。

2020年12月3日木曜日

2020 12球団ドラフト採点 ライオンズ

 ドラフト結果

1位 渡部健人

2位 佐々木健

3位 山村崇嘉

4位 若林楽人

5位 大曲錬

6位 タイシンガーブランドン大河

7位 仲三河優太

育成

1位 赤上優人

2位 長谷川伸哉

3位 宮本ジョセフ券

4位 豆田泰志

5位 水上由伸


採点 70点


投手陣で苦労したが指名したのはギャンブル要素の高いメンツばかり。野手ドラフトに振るのは理解できるが、であるならば即戦力投手の指名は手堅く行くべきだった。

四番手以降の捕手が弱く岡田のFAが近い事を考えれば大社捕手を指名しておくべきだったのでは。

二遊間の控えが薄いが山田・綱島の成長にかけるか。外崎・源田の年齢的に即戦力レギュラー候補の指名はあと2年待って若手陣の成長度合いを見てからでも良いが特に守備面の層の薄さが気になる。中村・山川の後釜候補を複数獲得。一・三塁に関してはやれる限りのやるべき事はやった。

若手陣が一軍に定着できていない。若林・宮本を追加し競争を煽っていて誰かしらには出て来てほしいが。柱になり得る素材の獲得を考えても良いのではないか。

2020年12月2日水曜日

2020 12球団ドラフト採点 ベイスターズ

 指名結果

1位 入江大生

2位 牧秀悟

3位 松本隆之介

4位 小深田大地

5位 池谷蒼大

6位 高田琢登

育成

1位 石川達也

2位 加藤大


採点 70点


高卒で入った右投手が軒並み一軍の壁にぶつかっている現状、その年齢層にドラ1を入れたのは、そこが薄いからと同時に伸び悩んでいるメンツに刺激を与えるためでもあるのだろう。
山崎が不調でもなんとかカバーしたとはいえ今年結果を残した中継ぎは殆どが30歳以上で来年も同じ様な成績を残すとは考えない方が良い。とすると中継ぎにも戦力補充をしておきたかった。

一軍捕手陣は厚く、山本はそろそろ育成段階を抜けその後は東妻を英才教育していくのだろうし今ドラフトでの指名の必要は無かっただろう。

牧の加入により二遊間は厚くなったが若年層が守備面で疑問符がつく選手ばかり。デプス的に大卒社会人守備専二遊間を指名できていれば更に良かった。田中広輔が加入したとしても3年後以降の二遊間のディフェンス力が心配。宮崎の後釜は伊藤、牧のどちらかになるだろうしどちらもまごつく様であれば小深田が出て来るやもといった感じでサードに関しては暫くは安泰だろう。

外野最年少が高卒5年目の細川なのでそろそろ外野手を指名しても良い頃合いではあった。比較的若い一軍級の外野手が飽和状態にある事は確かだがそれでも指名しても良かったはず。ある程度ギャンブル性の高い素材型でも吸収できるだけのデプスだったと思うが。

2020年12月1日火曜日

2020 12球団ドラフト採点 イーグルス

 指名結果

1位 早川隆久

2位 高田孝一

3位 藤井聖

4位 内間拓馬

5位 入江大樹

6位 内星龍

育成

1位 石田駿

採点 75点


投手陣が不調だったので即戦力の数を確保出来た事は良いが上位4枠を使ってまでなのだろうか? 

太田・堀内が足踏みを続けている。デプス的にもそろそろ若年層にハイシーリングな素材を入れても良いとは思うが来年以降へ持ち越しても構わないと言う判断だろうし、その判断を支持したい。

浅村・茂木の二遊間を小深田が高いレベルで支えているが、浅村は近い将来ファーストへ回り、茂木も出来るだけ早くサードへ移したいと考えると二遊間のレギュラー候補を増やしたかった。サードは鈴木があと数年、その後茂木と考えると7年はレギュラーが埋まっているのではないか? そうなると入江は外野に回るのかもしれない。

辰巳・小郷以降の年代が寂しいのでそこへプロスペクトを確保したかった。入江が入って来る可能性もあるが。